「罪の名前」2017年4月
役者仲間との共同企画プロデュース。
自身と脚本家の実際に体験した出来事を盛り込みフィクションも追加。兎に角後味の悪い、救われない作品にしました。
観劇した方々に、いじめとは何かを知って欲しい一心で虐めに合う主人公・崎原を演じました。
「1984年。」2018年4月
ジョージ・オーウェルの原作を脚色した作品。
独裁者のビッグブラザーが支配する全体主義国の矯正施設を舞台に、4人の性格が異なる女達が思想の統一を義務付けられていく物語。
私たちが普段考えている事も自身の考えなのか?周りが言っているから正解なのか?
捻くれた性格な私と脚本家が織りなす世界観に、出演者や観客を巻き込んだお気に入りの舞台です。
「罪の名前 再演」2018年8月
毎年2回は企画する!と豪語したもののスケジュール等が詰まりまくっていた為、再演をする事を決定。
初演と同じ脚本家、同じ演出家、ほぼ同じ出演者。しかし出来上がってみると全く違った作品になりました。
1年数ヶ月を経て主人公崎原を演じましたが、以前は彼女の言動がしっくり来ていた筈がしっかり読み解かないと理解できない事に気付きました。
FECに加入し、考え方が変わったのか?
役者をやっていて、再演とは難しいのだと改めて感じさせてくれた舞台でした。
「オモテギリ」2019年4月
FECに所属して1年が経過し、お笑い事務所に所属する役者として何ができるのか?という自分の疑問を解決に向かわせる為に企画した舞台。
演出の提案で役者と芸人が本格的な舞台を作った後、漫才をやるという実験企画になりました。
FEC所属の先輩、パーラナイサーラナイのあきらさんに脚本を依頼し、事務所所属俳優、芸人。そしてゲストにフリーの女優を招き、コメディとシリアスと不気味さが入り乱れる作品を作りました。
お笑い芸人と役者が共演する、お笑いなのか舞台なのか?どちらでもある作品を作ることによって、お笑いが好きな観客、舞台が好きな観客を同時に呼び込める企画になりました。
こういった実験企画はまたやりたいです。